第6章 思わぬ再開・最強のライバル
バチバチバチ
? 「ここは・・・?」
失敗と思われていた研究は実は成功していた。
1時間後、工藤邸
ピーンポーン
有 「はーい」
灰 「お久しぶりです有希子さん」
有 「あら哀ちゃん、久しぶりね♪」
灰 「有希子さんも相変わらずお綺麗で」
有 「哀ちゃんてばもう♪、そういえば御免ね~新ちゃんの事、だまっていなくなって」
灰 「いいえ、こうして戻って来てくれて、私はうれしかったですから」
有 「もう、哀ちゃんてば可愛い♪」
有希子は灰原を抱きしめた。
有 「さぁ、入って入って、新ちゃん~哀ちゃん来てるわよ」
そう言って、灰原を家の中に招きいれ、新一を呼んだ。
新 「はぁ~、よお灰原、早かったな博士は?」
新一が階段から降りてくる。階段の一番下に来た瞬間、
ギュッツ
新 「えっ!」
有 「まぁ!」
灰原は新一を抱きしめた。あまりに突然の事に言葉が出ない二人、一時して新一は我にかえり、
新 「ちょっ、灰原・・・」
新一は灰原を自分の胸の中から離した、
新 「どうしたんだ、いきなり・・・」
灰 「だって、久しぶりに会ったんだし・・・寂しかったから・・・」
有(あれ、哀ちゃん久しぶりに見たけど、なんか雰囲気変わったわね)
灰原は顔を赤く染めモジモジとしていた。それを見ていた新一も少し顔を赤くした。
新 「何か変なもんでも食ったか?」
その瞬間、ゴツン 有希子の拳骨がとんできた、
有 「新ちゃん、女の子がそう言ってるときにそう言う態度はないんじゃない?そういう時はやさしく抱きしめるものよ」
新 「母さん」
新一は顔を真っ赤にして有希子の方を見る。灰原は新一の顔を見つめながら
灰 「新一はわたしの事嫌いなの?」
灰原のその言葉を聞いて新一はドキッとした。元々顔は可愛い灰原が性格まで可愛くなっていたからだ。
新 「いや、そのなんだ・・・」
(こいつ今新一って名前でよんで、まあ名前で呼ばれるのも悪くないけど)
灰 「どうなのぉ~新一」
有 「新ちゃん、哀ちゃんが聞いてるわよ~♪」
新 「いや、その嫌いではない・・・」
灰 「そうよかった」
そういって灰原はまた新一の胸の中に飛ぶ込んでいった。
その時、
博 「おぉ~い有希子君~わしじゃ、入るぞ」
ガチャ
玄関が開いた。