第6章 思わぬ再開・最強のライバル
博 「新一、わしを誰だと思っている、天才発明家じゃぞ」
新 「あはぁ・・・」
博 「じゃ実験スタートじゃ、哀君、あれを」
灰 「はいはい、確かダイニングの机の上に・・・」
歩 「あっ、哀私がとってくるから」
歩美がダイニングに向かって走っていく。
歩 「はい博士、取って来たよ」
博 「ありがとう歩美ちゃん、よしそしたらまず、この髪の毛をここに入れ、DNAを採取、・・・よし順調だ」
新 「なぁ灰原、うまくいくと思うか?」
灰 「さぁ、どうかしら?どうせならあなたのクローンでも出来てくれたら面白いのに」
(そうしたら、あなたの気持ちが・・・)
新 「なんだよそれ」
博 「よし、DANの採取が完了した。後はここをこうしてあぁしてっと。よし、スイッチおん!」
博 「・・・?」
新 灰 歩 「・・・?」
博 「・・・」
新 「博士、まだなのか?」
博 「う~ん、失敗みたいじゃの・・・」
歩 「博士~どうしたの?」
博 「だははは、失敗じゃわ」
灰 「どうせこんな事だろうと思ったわ」
新 「まぁ予定してた結果だな」
歩 「そうね、博士だしね」
博 「みんな・・・」
こうして博士の研究は失敗に終わった・・・・ように思えた。
新 「じゃ俺先帰るわ」
歩 「じゃ私も、新一君一緒に帰ろう」
新 「一緒って、俺んちすぐそこだぞ」
歩 「あっそうだったね」
歩美は舌を出しながら笑った。
新 (歩美って意外と可愛いよな)
灰 「歩美じゃ私も買いたい物あるから途中まで一緒に行きましょう」
歩 「何買うの?」
灰 「ちょっと本をね、じゃ工藤君後でね、博士も時間に遅れないでよね」
博 「あぁ、わしも買い物に行ってから真っ直ぐ新一の家に行っとくぞ」
灰 「そうじゃまた後で」
歩 「哀、今日新一君家に?」
(えぇ~いいな~)
灰 「えぇ、でも彼に会いにじゃないわよ、有希子さんお母さんに呼ばれているの」
歩 「そっか」
(よかった)
灰 「心配しないで」
(そうこの笑顔は裏切れない・・・)
歩 「でも哀、新一君の事は競争だからね」
灰 「えぇわかっているわ」
こうして二人は、博士の家を出た、博士も優作と飲む酒を買いに、その頃、実験室では・・・・