第6章 思わぬ再開・最強のライバル
新 「やっと捕まえた、はぁはぁはぁ」
灰 「離してよ・・・」
新 「だからごめんてあやまってるだろ」
灰 「人の気も知らないで、勝手にいなくなって、工藤新一になってまた戻ってきて」
新 「だからあやまってるだろ、ちょっとこっち向けよ灰原」
そう言って灰原を振り返らせる。
新 「灰・・原・・・」
灰原は泣いていた。
新 「ごめんな・・・」
涙を拭う灰原、一つ大きく深呼吸して
灰 「わかったわきちんと説明してもらいましょう、私が納得できるように」
新 「わーったよ、そうだなまず俺がいなくなった日電話があっただろ」
灰 「えぇ」
新 「あれ母さんからだったんだ」
灰 「有希子さん?」
新 「あぁ、今すぐ帰ってきなさい、大事な話があるからって」
灰 「それで、その話は?」
新 「あのやろーどうせ工藤になったんだから、名前も新一に変えない♪とかぬかしやがったんだ」
灰 「まっあの人らしいけど・・・でもそんな簡単に名前は変えれないはずだけど」
新 「あぁ、俺も嫌だったんだけど、あの事件の後、工藤新一をこの世から無くす条件を付けてきたんだ」
灰 「条件?」
新 「あぁ、あの組織が無くなった以上工藤新一が生きていても問題は無い、だから私があなたを工藤新一に戻してあげる♪てね・・・」
灰 「でもよくあなたもその条件飲んだわね・・・」
新 「あぁあの時はしょうがなかったんだ。それに俺自体無理だと思っていたからな」
灰 「まぁ普通そう思うわね」
新 「だろ~」
灰 「でもあなたはこうして、工藤新一に戻っている」
新 「まぁそうだな、俺は母さんをなめていた」
灰 「どうゆうこと?」
新 「母さんはまず、妃先生をつけた」
灰 「蘭さんお母さんを?」
新 「あぁ、蘭のお母さん弁護士だろ、それも凄腕の」
灰 「そうね、でもさすがにそれだけじゃ・・」
新 「そうそれだけじゃない、FBI関係者、赤井さんにお願いして、一度アメリカに渡ったんだ。そこでまずアメリカの市民権を俺に取らせたんだ、そしてそこで名前を江戸川新一にしたんだ。そして日本に返す。市民権を取ってすぐ日本に帰ることは出来ない、そこで妃先生と色々な理由をつけて法的に日本にかえって来たんだ」