第5章 突然の別れそして・・・
灰 「えっ……」
この時灰原は胸が絞めつけられる思いがした。
元 「なんでだよ先生」
元太がいきよいよく席を立つ。
先生 「昨日、夕方親御さんから連絡がありました。江戸川くんもみんなにさよならを言うのがつらかったんでしょ」
元 「なんでだよコナン、何も言わないで勝手に…俺たち少年探偵団に何も言わないまま…」
光 「コナン君…」
歩美は泣いていた。手を顔にあて大粒の涙をながし。
灰 (なんで、なんでなの江戸川くん…)
灰原の目から涙がこぼれ落ちた。
放課後…四人は無言のまま家に帰っていた。
元 「なぁ灰原お前なんかコナンから聞いてないのかよ?」
灰 「…えぇ…なにも……あの後江戸川君の携帯に連絡したけどだめだったわ」
光 「博士、博士なら何か知ってるかも知れませんよ」
歩 「そうだね…哀ちゃん今から哀ちゃんちいっていい?」
灰 (そうね…博士なら何か知ってるかも)
「いいわよ、私も知りたいから」
こうして4人は博士の元へ向かった。4人はコナンの事を話した。もちろん博士も何も聞いていなかった、博士はすぐに工藤優作へ電話をしたがつながらなかった。無言のまま時は過ぎていく。いつの間にかそとは暗くなっていた。
博 「…もう遅いからわしがみんな送っていくわ、哀君留守番しといてくれ…大丈夫、コナン君ならまたひょっこりと帰ってくるさ」
博士はみんなを車にのせて家まで送り届けた。灰原は部屋に戻りベットの中に入り泣き崩れた。
灰 (なんで…どうして…いきなりいなくなるのよ)
次の日
先生 「今日は灰原さんは具合が悪いから休むと親御さんから連絡がありました」
歩 (哀ちゃん…)