第12章 最悪の事件・・・
その頃新一は、
新 「腹減ったな~」
自分の部屋で小説を読みながら二人が帰って来るのを待っていた。時計を見るともう7時を過ぎようとしていた。
新 「ったくよーまだ帰って来ないつもりなのか?」
そう言いながら携帯を開きどこかに電話をかけた。
新 「あー俺だけど、博士飯あるかな?」
博 「どうしたんじゃ新一?哀君や志保君は?」
新 「それがよーまだ帰って来てなくてよ」
博 「もう7時と言うのに、なにか事件に巻き込まれているんじゃ?」
博士は心配して言ったが、
新 「大丈夫だってば、昨日ちょっとした事で喧嘩しちまってよ、それで怒ってるんじゃねーか?それよりフサエさんに聞いてくれねーか?」
博 「あぁ、そういうことならちょっとまっておけ」
そう言って博士はフサエに聞きに言った。
博 「残り物ぐらいならあるそうじゃからそれでいいなら?9
新 「ありがてー、それならすぐいくから」
そう言って新一は電話を切りすぐに博士の家に向かった。
博士宅
新 「博士~来たぞー」
新一はそう言うと博士の家にあがりダイニングまで入っていく」
博 「もう来たのか?」
新 「あぁ、腹へっててな。あ、フサエさんすみません急に言って」
新一は台所で準備をしているフサエに挨拶をした。
フ 「いいのよ別に。座っていて、すぐに準備するから」
フサエはにっこり微笑んでいる。新一はそう言われ席に座って待っている。そこに博士がやってきて、
博 「なにがあったんじゃ新一?」
博士は心配そうに新一に聞いた。
新 「なんでもねーよ」
博 「なんでもないわけないじゃろ?今まで平日にうちにご飯食べに来るなんてなかったじゃろ?)
新 「・・・・」
フ 「あなた、若い子達には若い子達なりの悩みがあるんですよ、今はそっとしておいてやりましょう」
そう言ってフサエは新一にお茶を出した。
新 「ありがとうございます、フサエさん」
博 「じゃが新一、話したくなったらいつでも話にくるんじゃぞ」
そう言って博士は自分の部屋に入って行った。
新 「フサエさんご馳走様でした」
フ 「いいのよ、あなたも私からしたら息子みたいなものだから、いつでも来てくれていいのよ」
新 「ありがとうございます」
そう言って新一は自分の自宅に帰って行った。