第10章 中学生活の始まり
新一は体は12歳だが中身はもうハタチをこえたいい大人だ。だんだんとその雰囲気に呑まれる。
志 (・・・うそ・・・///)
志保の口に中に新一の舌が入ってきた。志保も新一と同じ中身はハタチを超えていたが、恋愛の方はまったくしたことが無かった。志保も新一のキスを受け入れ段々と二人の息遣いが荒くなっていく。
志 「・・・ん」
新一は志保を背中から右手をとり志保の胸に、
志 (うそ・・・)
新一は志保の胸を触った。まだ中学生に入る前の志保の体、しかし志保はそれなりのスタイルだった。
新 (もう我慢できねー)
新一は志保をソファーに押し倒した。
志 「きゃ」
ソファーに倒れこんだ志保。その衝撃で志保の太ももがあらわとなった。細く白い肌があらわとなり、新一の理性も崩壊ずんぜん、
新 「志保」
志 「・・・新一・・・私はいいよ」
志保は新一を見つめていった。その顔に新一の理性は崩壊した。
新 「志保」
新一が志保の上にのりまたキスをしようとした時、
哀 「ただいま」
玄関から哀の声がした。二人はその声に驚きそくざに離れた。
哀 「ごめん遅くなって、買い物してたら途中で歩美に会ってそのままお茶を」
そう言って哀は買ってきた買い物袋を下ろした。
新 「あ、ああお帰り」
志 「・・・お帰り」
哀 「なによ志保機嫌悪そうだけど、新一と喧嘩でもしたの?」
志 「別に・・・」
(どうせならもう少し遅く帰って来てくれたら・・・)
哀 「そう?ならいいんだけど」
そう言って哀は買った物を冷蔵庫に直しに行った。
新 「はあ~・・・」
大きくため息をつく新一。そこに志保が小声で、
志 「続きはまた今度ね♪それと哀には内緒♪」
新 「ん、あぁ」
二人は顔を見合わせてお互い顔を赤くした。
こうして少し大人の階段を上り始めた新一と志保。そしてその後は進展のないまま中学校の入学式となった。