第9章 これからそして卒業
新 「やっと小学生活も終わりだな」
哀 「そうね、どう?二回目の小学生は?」
新 「あ、そうだなまぁ楽しかったよ」
志 「そりゃー私が居たからだよね~新一?」
新 「ま、それもあるけどな」
志 「本当?うれしい」
新 「それに哀、お前もな」
哀 「え?」
新一は二人の前に立った。
新 「ま、これからはあの家で3人で住むことになったが、ま色々あると思うけどよろしくな」
哀 「えぇ」
志 「よろしく~」
3人は誰もいない教室で語り合っていた。その時、
歩 「あ、やっぱりここに居た~」
歩美が教室のドアから入って来た。
歩 「もう、探したんだから、みんな探してたよ」
新 「あーわりいわりい、でどうした歩美?」
歩 「みんなで写真撮るって言ってたじゃない」
新 「そんな事言ってたな」
歩 「もう~元太君も光彦君も校門で待ってるよ。すぐ来てね」
歩美はそう言って先に校門に向かって走って言った。取り残された3人は顔を見合わせて笑顔になった。
哀 「まったくこれからもあの子達に振り回されそうね」
志 「いいじゃない~楽しくて」
哀 「まぁ、そうだけど」
新 「じゃ、行くか」
そう言って新一は両手を二人に出した。その手を二人は握り、教室から出て行く。と、その時不意に二人は、
哀 「これからも宜しくね新一」
志 「もう少し事件だけじゃなく私達を見てね」
そう言って二人は新一の両頬にキスをした。
新 「お、おいおい///」
新一の顔は赤くなった。
新 「ま、これからもよろしくな哀、志保」
こうして、3人は学校を出て校門まで歩いていく。新一の両方の手を握る哀と志保。それを見た元太が
元 「遅いぞ新一」
光 「何してたんですか?それに手までつないじゃって」
歩 「もう、見せつけないでよ~」
新 「わりい、わりい」
そう言って6人は校門に集まった。こうして6人は校門の前で卒業の記念写真をとり晴れて小学校を卒業した。こうして春からは中学生へと進学する。
**小学生編完**
後書
初めて書いて大変難しいな~と思いました。文章の組み立て、会話だけでなく情景とかもう少し入れた方がいいのかなとか色々と思いました。小学編では恋愛系が少なかったですがまぁ、小学生ですので・・・中学編ではもっとその辺は多く書くつもりです。