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名探偵コナン愛物語

第9章 これからそして卒業


こうして3人が別の部屋で話しているとき、大人4人では別の話が行われていた。

優 「本当、哀君は人に気をつかいますな」

博 「まったくじゃな。でも優作君には助かったよ」

優 「いえいえ」

有 「でも~哀ちゃんて本当に大人よね~」

博 「まったくじゃ」

有 「そういえばフサエさん?」

フ 「なんでしょう有希子さん?」

有 「また海外へ?」

フ 「いえ、そろそろ私も引退をしようと思ってますの」

博 「本当かフサエさん?」

フ 「えぇ、哀ちゃん達が中学にあがるとと一緒に、まぁ、家でのデザインはしますが」

有 「そうなんですか~なら博士結婚式でもしたらどう?ねぇ優作」

優 「それはいい、ぜひ私達も参加しますから」

博 「そんな結婚式なんか、歳だしなあフサエさん?」

フ 「そうですよ、そんな事しなくても」

有 「そんなの歳とか関係ないですよ♪」

博 「あぁ、考えておくよ」

博士とフサエさんは少し照れくさそうにしていた。すると有希子が、

有 「博士、どうせなら哀ちゃんと志保ちゃんうちの自宅に住ませたらいいんじゃない?」

博 「なぜじゃ有希子君?」

有 「だって~せっかくゆっくり二人で住める事になったのに哀ちゃんや志保ちゃん目当てのうちの子が行ったんじゃ迷惑でしょ~?」

博 「そんな事はないぞ有希子君」

有 「それに、博士の食事はフサエさんが作ってくれるし、うちの新ちゃんの世話もあの子達に任せられるしね♪」

博 「しかしの~それじゃ優作君達に迷惑じゃ?」

優 「うちは迷惑ではないですよ」

博 「だがの~・・・」

博士はフサエの顔を覗き込んだ。

フ 「あの子達がそれでいいなら。少し寂しい気はしますが」

有 「それもそうですね・・・ならこうしましょう♪」

そう言って有希子は博士達に話をした。

博 「そうじゃな、それなら哀君も納得するかもな」

フ 「そうですね。それなら私達も寂しくありませんし」

二人は顔を見合わせてにっこりと微笑んだ。

有 「じゃさっそくあの子達をよんできましょう」

そう言って有希子は3人を呼びに行った。
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