第2章 決意・告白
平 「そうなんか・・・」
平次は考え込んだ、
平 「ちょいまて工藤、て事は毛利のねえちゃんじゃなくてあの茶髪のねえちゃんを取ったて事か」
平次はにやにやしながらコナンに言った。
コ 「バーロー、そんなんじゃねーよ、ただ、ただ・・・」
平 「なんや工藤」
コ 「ただあいつの悲しむ顔なんか見たくないし、ただ笑ったあいつの顔を見ていたくて・・・」
平 「なんやなら、毛利のねえちゃんの悲しんでる顔を見てもいいて事なんやな?」
コ 「いやそうじゃなくって・・・」
コナンは返事に困る。それを見て平時はニヤニヤ笑っていてた。
コ 「バーロー、人をおちょくるんじゃねーよ」
(俺、あいつの事どう思っているんだ・・・あいつの笑っている顔は好きだけど・・・)
平 「工藤」
平次は真剣な顔をし
平 「けどな工藤、毛利のねえちゃんと和葉の仲考えたらあいつ・・・あんな性格だし」
コ 「そうだな・・・服部、和葉にはこの事話してくれ」
平 「いいんか工藤?」
コ 「あぁ、お前もいつまでも隠し事したくないだろ?」
平 「あぁ、ありがとな工藤」
こうして平次は大阪の和葉の所に戻り内容を話した。
和 「嘘や、嘘や・・・」
平 「ほんまや」
和 「なんで、なんでなん蘭ちゃんがかわいそうやん。あんなに工藤君のこと待てたのに、それなのに・・・」
平 「まあ、工藤も考えての事や、それにこない話ほかのやつに話すんじゃねえぞ」
和 「・・・蘭ちゃんに電話してくる」
和葉は急いで電話を東京の親友蘭へとかけた
ツルルルル ツルルル
蘭 「和葉ちゃん」
和 「蘭ちゃん」
和葉は蘭にいつもの元気が無いことに気づいた。
和 「今平時から聞いた」
蘭 「服部君から?」
和 「工藤君あんまりやん、蘭ちゃん待たせるだけ待たせて」
蘭 「いいの和葉ちゃん、ありがとう」
和 「なんで、なんでなん?」
蘭 「新一も考えてそうしたことだし、それに」
和 「それに・・・?」
蘭 「工藤新一はもうこの世にいないのよ。私が待っていたあの人・・・」
和 「蘭ちゃん・・・」