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歌とキセキ。

第1章 出会い


青峰side

あいつはいつも鼻歌を歌ってる。
心地いい、眠くなるリズム。
俺は、また眠りにつく。
そして目を覚ませば、俺を子守歌で寝かしつけている張本人がピーピー言ってる。
いやいや、お前の鼻歌のせーだからな。
俺が笑えばこいつも笑った。
可愛いな、なんておもっちまう。

葵 「また呼び出しだよ~!モテるね、相変わらず!


その言葉に俺の機嫌は悪くなる。
ってかもう何人目だよ!?
あいつはしぶしぶ向かった。

葵 「心配?」

青 「は?ふざけんな、関係ねーよ!」

桃 「モテるね、ほんとに!」

葵 「さつきちゃんもかなりモテてるじゃん!奏は昔からほんとにモテるんだよね~、本人は自覚ないみたいだけどさ。いまの人もサッカー部のエースって女子たちが騒いでた先輩だよ。」

桃 「うわっすごーい!」

青 「寝るんだからあっちいけよ!」

俺が不機嫌にそう言うとふたりはぐちぐち言いながらどっか言った。
葵ってやつが意味深に笑ったのがわかったけど無視。
寝るとは言ったけど寝れねーな。
早く戻って来いよな。

「大輝ー、ただいま!」

そう言う奏に俺は寝てなんかないのに寝たふりをする。

「ばーか」

どーせ、馬鹿だよ。
なんて、こいつのせーでこんな不機嫌になってんだよ俺は!アホか。


青 「おい、」

奏は寝ていた。
寝るのはえーよW
それより...やべえ。
寝顔やべえ。可愛すぎ。
触りてー。
俺は回りにバレないようにこいつも見つめた。

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