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セイレーンの歌【ONE PIECE】

第19章 水の都へ




そうは言われても、自慰だなんて なにをどうしたらいいのか わからない。

助けを求めるようにローを見上げる。

「どうした、お前が俺にして欲しいことを自分でシてみればいいんだ。」

そんなこと言われたって、ローにして欲しいことと言えば…。

さっきからずっと身体の奥が疼いて止まらない。

「ホラ…、脚を開けよ。」

固まったまま、なかなか動かないモモにローが指示を出す。

言われるがまま、おずおずと脚を開いた。

「俺にどうして欲しい?」

「…触って…欲しい。」

顔を覆いたくなるくらい恥ずかしいことを、懇願してしまった。

しかし、それでローが触れてくれるわけもなく…。


「なら、自分で触ってみろ。」

「そんな…。」

無理だ、そんなところを自分で触れるなんて。

「約束、しなよな。」

呪いとも思える呪文を唱えられ、逆らうことが出来なくなる。


「ふ…うぅ…。」

恥ずかしさから泣き声を上げながら、モモはついに そろりと己の下肢に手を伸ばす。


クチュリ…。

“ローに触れて欲しい場所”は蜜が溢れ、湿っている。

「どうした、触れるだけじゃ気持ちよくねェだろ。どうすればいいか、わかるな?」

モモの花芯は刺激を求めてきゅうきゅう蠢く。

意を決して、ぎこちなく擦ってみる。

「ふ…。」

くちゅくちゅと音が立つ。

モモを苦しめていた疼きは、ほんの少しだけ和らぐけど、いつもローが与えてくれる刺激は、いつまで経っても訪れてくれない。

「ハァ…、んぅ。」

切なくて息が上がってしまう。

そんなモモの様子を、ローは熱っぽい目で眺めていた。


「想像以上に燃えるな…。ホラ、指を中に挿れてみろよ。」

「そんな…、むりィ…ッ」

そんなとこ、生まれて一度も自分で触ったことがない。

「やらないと、いつまでもツライままだぞ。」

ローは自分が納得するまでモモが約束を果たさない限り、触れてくれる気はないらしい。


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