第13章 証
「お前の中、…いやらしくぬるついてるぞ。この前まで処女だったとは思えねェな…。」
クッ…、と苦しげに息を吐くと、モモの中を押し広げるように、ぐるりと腰をまわした。
「ん…、ぃ…や…ッ」
「嫌なわりには、ずいぶん…、気持ち良さそうだが。」
激しく突き上げられた花芯から、トロリと蜜が溢れ、ローの先走りと混ざり合い白く泡立った。
グチュグチュと音を立てる接合部から淫らな蜜が滴り落ち、バスタブのお湯を汚していく。
「あ…ぁ、もう…、突かな…で。お、おかしく…なっちゃッ」
掠れた声で訴えるが、抽送される動きは止まらない。
それどころか脚を抱え直され、最奥にグリグリと押し入れられてしまう。
「はぁ…ッ、ん…あぁ!」
灼けついた熱棒を突き上げられ、子宮の最奥から迫り上がってくる愉悦に、一際高い嬌声が零れる。
「ぅ…、クソ、締めすぎだ…。」
切なげに眉をひそめるローの表情に、ゾクリと感じた。
湧き上がってくる快感の波に、膣壁をきゅうきゅう締め上げながら、熱に浮かされた頭が欲求を口走ってしまう。
「ん…、ロー、もっと…。」
彼の頭を引き寄せて、自分からキスをした。
小さな舌を口内に潜り込ませ、顎の上をくすぐる。
ローみたいに舌を絡め取って吸い上げたかったが、短い舌では同じようにいかず、その代わりに唇を強く吸った。
「お前…、この状況で煽るとは、いい度胸じゃねェか…ッ」
売られたケンカは必ず買う。
ドン、とモモを壁に押し付けると、片腕で尻を持ち上げた。
完全に足が床から離れ、ほとんど抱きかかえあげられた状態で激しく律動を加えられる。
ローの首にしがみつき、ガクガクと揺さぶられながら、より深くなる接合部から淫らな水音と肉がぶつかる音がバスルームに響き渡る。
「あッ、んぁ…、はぁんッ」
脳まで突かれてしまいそうな抽送に、目眩と痺れが合わさり、頭がグチャグチャになりそう。
「ロー…ッ、あ、もう…イ…ッ」
「ああ。俺も、もう…ッ」
首筋に歯を立てられ、脈打つ肉棒を強く咥え込んだとき、膣壁が激しく痙攣し、それと同時に膣内で熱い飛沫が放たれた。