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時を越えて、君を想う 。...刀剣乱舞

第2章 出陣の日






回想にも似たこの感覚を、そう解釈する以外に見ている方法が見つからない。


かなり低い確率であったにも関わらず、恐らく安定が切った敵の中にそういう可能性があったのだろう。





「ということはこの人は…」






さっき安定が呟いた『沖田くん』という言葉。
横たわっている彼の枕元にある浅葱色の隊服。




きっと彼は、私の時代でも教科書に載っていた新撰組の沖田総司なのではないだろうか。





「確か、幕末の美剣士…」





明確に覚えている訳では無かったが、様子を見ただけでも分かる。


……きっと彼はもう長くは無いのだと。





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