• テキストサイズ

時を越えて、君を想う 。...刀剣乱舞

第2章 出陣の日






「国広!!!」




清光が叫ぶ。
矢が飛んできたのは国広が登っている木の対角線上からだった。




「こっちは大丈夫…!」




あまり余裕がないのか焦っている様子。




「師子王!国広くんのフォローして!!」




「任せろ!!」




すぐに敵の近くの木まで師子王が飛び移る。
本当は安定と清光も戦える相手だが、私がいるせいで範囲が限られていた。



まだ戦況は変わらないものの、次郎と石切丸は木の上での交戦は無理だ。




「このままじゃ……」




その時、上から国広くんの声がする。




「主!!前方から槍を持った敵が2体きてます!!!」




いつもより敵が多く、中々前に進むことが出来ないうえにじりじりとこちらが不利になっていく。
焦りが焦りを呼んだ時-………








「陽菜!!ここを少し回ればさっきのとこに出れるから、安定と清光を連れて行きな!!」





/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp