• テキストサイズ

時を越えて、君を想う 。...刀剣乱舞

第2章 出陣の日






「もう泣かないで?今からすぐ手入れしてあげるから!」




どうやら内番で手合わせをしていた刀剣男士にそそのかされてやられたらしい…。




「今、内番で手合わせをしているやつらと言えば―……」




思い出してやりかねないと思うと頭が痛い。
後で絞めてやろう。なんて心の中で思いながら、五虎退の手を引いて可愛らしくちょこちょこと後をついて回る虎達と一緒に手入れに向かう。




「それにしても、五虎退はもう少し実践向けになればいいと思うよ私はね?」




「うう…でも痛いの嫌だから……」



「そうだ、安定か国広くんに稽古みて貰ったら?」




完全平和主義であろう五虎退。
さすがに何度も無理矢理 強くなれと言うのは酷かもしれないが、きっと強くなれば自信もついてくるはずだと思っている。




「…あるじ様がそこまで言うのなら……」





いつか頑張ります。と最後に小さい声で言ったのは聞かなかった事にしておこうと思う。



/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp