第1章 審神者として
「はぁ?!」
思わず声が大きくなってしまったがそんなことはどうでもいい。
「何を言ってるの??普通に流してたけど、清光政府側と繋がってるの?!?!」
私がこちらの世界に来た時には既に存在していたから繋がっていてもおかしくはないが、それは最初だけだと思っていた。
「主落ち着いてよ。今は全くだよ?最初に鍛刀した人が主と同じ国のお偉いさんだっただけ~。」
今もだったらさすがに主に話してるよー。
なんて呑気に言っているがそれは嘘では無さそうだ。
ちなみに。私が馬鹿かどうかはなんとなく察して欲しいところだ。
「あっ、そうだ主~!」
残りの資材を抱え資材置き場に向かったであろう清光の声が聞こえる。
「どうしたの?」
「主さ、当たり前だけどまだ国広の戦ってるとこ見たこと無いしさ、この後2人が戻ってきたら演練にでも行ってみるー?」