第9章 第二次忍界大戦
ケイト「何言ってんだか。
互いにとってもいいと思うよ?
被害も少ない。修理費も出さないで済む。金もかからない。
何より…尊い命が、奪われない(微笑」
その言葉に…
影たちは吹き出し、笑い出した…
『ぷっ…
はっはっはっはっはっはっはっ!!^^』
ケイト「?」
三代目火影「…そうじゃの。
で?反対のものはおるかの?」
その問いかけに対し…
各々は首を横に振っていた…
長年の戦に対し
疲弊していたのも要因に入っていた…
だが、それがあったからこその学びがあるように
それ故に、学びを生かすことが出来るのだと知った…
そうして…
代理を立てて戦うという制度も出来たのだが
滅多に使用することなどなかった…
それよりも、互いにとって
高価値のもの同士で交換した方が得だからだった…
その後…
戦争は、話し合いによって止められた…
和平条約ではなく、「連合条約」…
それが打ち立てられ、平和をようやくつかんだ…
その後日、火影のいつもいる部屋では…
火影「ケイトよ…
お前には、とんでもないことをさせてしまったな。
だから…
大きくなったら、火影になって欲しい…(微笑」
ケイト「やーだよ!(べー)
私は、まだまだ皆と一緒に居たい!
平和をやっと掴んだんだ!!
サクモも!カカシも!オビトも!リンも!
里の皆が皆、幸せになれるようにするのが
私の何よりの願いであると同時に、夢だ!^^
だから…
里の長になって、縛られるわけにはいかない!
そのために、私は私でい続ける!!
それが、私の答えだ!!(微笑」
火影「白刃の鬼神…
本当は、誰よりも人の心を救いたい
そのために
一心に白刃という名の策を、相手へ訴えかけ
幸せと笑顔を願う、優しい鬼神じゃったということかのぉ(微笑))
…好きにするといい(微笑」
その言葉を聞いたケイトは
すぐさま扉から出て行き、走り去っていった…