第9章 第二次忍界大戦
そうして…
辿り着いたのは…
カカシ「遅いぞ、ケイト!」
ケイト「ごめんごめん^^
今行くよ!(微笑」
カカシ「ってバカ!」
屋上から、カカシに飛び付こうと跳んだケイト
それに対し、カカシは咄嗟に前に出ながら受け止めていた…
カカシ「まったく;
相変わらずのお転婆だな;(溜息」
ケイト「何言ってんだか。
似たり寄ったりじゃん^^」
カカシ「…お前には負けるよ(苦笑)
ったく(溜息)
…
心配ばっかりかけて…」
ケイト「…大丈夫だよ。
もう、離れていかない。
忍びの制度も、大きく変わった。
国境の警備も、そりゃあるけど…
それでも、心はちゃんと解り合える…
その感情を抱く、それ自体は…
皆、変わらないんだ…
だからさ…
大丈夫だよ^^
これからは、ずっと平和だ!
そして…
二度と、そんな思いのする人が現れないように
世界を回る!!
そして、一人ずつ必ず救い続けてみせる!^^」
カカシ「…とんでもなく気の長い話だな;」
ケイト「絶対なる!
為せば成るだ!^^
実際!影たちを説得して、平和を実現した!
制度も変えた!交流も増やした!
かりそめになんかはさせない!
大好きだって想いをぶつければ、きっと応えてくれる!^^」
カカシ「…押しつけがましいって思わないか?」
ケイト「思われてもかまわない。
絶対に救い続けてみせる!!
そして、皆で笑うんだ(キラキラ)
戦争も争いもなくなった、平和な世界で!
大事な想いをぶつけ合う「闘い」は大切だけど
互いを傷付けて奪い合う「争い」は禁止!
皆で、掴み続けていくんだ!!^^//(拳を握る)
ワクワクしないか?(キラキラ)
これから先、皆が平和で過ごせる未来が待ってると思うとさ!
だから、頑張り甲斐があるんだ^^」
カカシ「…そうだな…
まずは、子供は何人作るかだな」
ケイト「!?//
いきなり何言ってんの!;」
そうして、未来は紡がれていく…
平和に向けてなのか…
はたまた、争いに向けてなのか…
それを分けるのは…
その人たちの、心がけ次第…
そんな過去の出来事と共に、時は流れていく…
遠き未来の下へ…
(完)