第8章 聖術(せいじゅつ)
で、食事中では…
ケイト「あ。口元に汚れがついてる」
そうカカシの口元をぬぐうケイトに対し
カカシ「バカ;ただのほくろだ;(汗」
その手を、軽くそっと押し退けながら言うカカシ
ケイト「ええ!?
ちょっと待って!!」
その直後、凄まじい勢いで
とある本を持ってきた…
カカシ「…;
(顔のほくろ占い、人相学?;
また変なことを考えてるんじゃ;」
ケイト「えっと、口元の
カカシから見て左下の位置にほくろ…
あった!
口元下部のほくろは、衣食住を表す。
左の場合は、
ファッションや髪型などの見た目が良く
他人を惹きつけるんだって!^^
左あごのは一発逆転ぼくろとも言われてる…
凄い!
崖のぼりの業もしまくってたし、当たりまくってる!^^」
サクモ「ほお(微笑」
カカシ「食事中に何をするかと思えば;(溜息)
どうせだったら、お前から見て
左頬にあるほくろでも探してろ」
ケイト「えっと…
左のほくろは、負けず嫌いぼくろとも言われています。
左下にある人は、困難な状況に耐える我慢強さと、
それを乗り越える粘り強さを兼ね備えており、
根気が必要な仕事に向いています。
ただ、しつこ過ぎることもあるようなので、注意してください」
カカシ「当たってるな」
サクモ「ああ。
占いだとバカには出来ないな^^」
が…
ケイト「ズーン)私ってしつこい?;」
カカシ「言い忘れたことを
わざわざ後になってから言ったりとかな。
あと、ちゃんとハッキリわからないと
ずっと考え続ける所とか、合ってるだろ?」
ケイト「ズーン×無限大)私って…
そんなにうっとおしかったんだ…
そんなに負担かけてるんなら、消えてればよかったのに…」
祝いの席なのだが…
それにも拘らず
ショックのあまりもの大きさに
思いっきり、両膝を床につけ
両肘も床につけて、沈みまくっていた…;