第8章 聖術(せいじゅつ)
ケイト「あと、予めしていた影分身と入れ替えて
本体がどこなのか、解らないようにしたりね。
ってもう夕方か。
そろそろ帰ろうか^^;」
カカシ「ああ」
そして…
カカシの家では
ケイト「再びお邪魔しまーす」
ごぉん!
ケイト「何で殴るのカカシ!;」
カカシ「…ここはお前の家だ。
好きに出入りしていい。だから他人行儀に言うな」
ケイト「!…ふっ(微笑)
マスクとったら考えてもいいよ?(にやぁ」
カカシ「ふざけるな(怒り」
ケイト「本気^^♪」
カカシ「バカ;(溜息」
ケイト「そんなカカシが大好きだ~!^^」
どっずぅ~ん!!
カカシ「バカ!重い!どけ!」
ケイト「ふっはっはっはっはっ!
私の存在の重さは変えられはせんわい!」
飛び付きながら覆い被さったケイトに対し
叫ぶカカシだったが、逆に頬ずりされていた;
カカシ「体重が重いっつってんだこのバカ!;」
ケイト「何を!?
ならもっと重いってことを教えてやるううう!!!」
カカシ「バカなことやろうとするなバカ!!;」
どっごぉーん!!
ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー!!
その言葉に対し、漬物石と共に光速で飛び付くケイトと
その音に対し、ツッコみながらも避けきれなかったカカシ;
無論…
サクモ(なんだ?騒がしいな…)
その後、その玄関へ歩み寄っていく中…
がらっ
サクモ「帰ってきたのか?二人と…も…」
一番近い部屋から襖を開けると、目に入ったのは…
はだけながらも抱き着き続けるケイトと…
同じくはだけていくカカシの姿だった…
カカシ「やめろって言ってるだろ!;」
ケイト「うるさい!!勝負はこれからだーっ!」
カカシ「だから何の勝負だ!!;」
ケイトの頭を左手で押さえながらも
必死にしがみつくケイト…
引きはがすか引きはがされないかの勝負(?)をしながら;
それを見たサクモは…
とんでもない勘違い進行中だった…;