第8章 聖術(せいじゅつ)
カカシ「で?
初めての任務はどうなりそうなんだ?」
ケイト「ん?
いきなり、極地の真っただ中さ。
しかも…」
カカシ「しかも?」
ケイト「テレビ局連れてだと;」
カカシ/オビト/リン『!?/はあ!?/え!?』
ケイト「私が持つ、空間ごと無効化する結界術があれば
絶対大丈夫だろうからって。
どうなっているのかも知りたいんだと。
それから、国民たちへと放送するつもりらしい;(溜息」
カカシ「責任重大だな;初っ端から;(汗」
腕組みしながら冷や汗と共にいうケイトに対し
同じく、冷や汗と共に溜息をつくカカシだった…
が
オビト「おおーっ!!
なら俺も連れてけよ!!//(微笑」
半ば興奮気味に、自身を親指で差しながら叫ぶも
リン「ダメだよ;
アカデミーだってあるし」
オビト「んなもんは休学して」
カカシ「ダメに決まってるだろ。
ったく。
もう飛び級で卒業する手続きも済んだってのに(溜息」
オビト「なんだってぇーっ!!!!??・・」
ケイト「サクモさんも喜びながら驚いてたね^^」
カカシ「まあな…
お前と同じ班だったら…」
ケイト「悪いけど、
こっちは単独行動として動いて欲しいってさ。
その方が、色々と周囲の目もそむける上に
皆が、裏で行動しやすくなるからって。
だから…
スリーマンセルとかとは、全く別になりそうだ^^;
火影様が私へ、会場に入る前に
『出し惜しみはしなくていい。全力で来い』って言ってたのも…
きっと、数万人に囲まれた戦場内でも
生き残ると同時に、全員気絶させた直後に
空間忍術を使って、牢屋へと送り込む。
それだけの力があるって、見込まれたかららしいしさ…」
オビト「そりゃあんだけ力見せつけられたらな…;」
リン「火影様相手に、3分で気絶させたわけだし;」
カカシ「それまでの攻防も凄かったしな。
猿魔を変化させた「金剛如意棒」を伸ばして避けたり
火遁で手裏剣を吹き飛ばして無効化させたり」
そう会話し合う中…