第8章 聖術(せいじゅつ)
つまり
チャクラも生命エネルギーも同様に、瞬時に自動回復する。
それらは全て、自身にとっての
生きるために必要なエネルギーなんだ。
それらが、エネルギーをもとに
自然に回復するってのも考慮に入れて
反発し合って、限界を超えた先に
最後に解き放たれるエネルギーを
たとえ少しでも増えるように考慮した上で
最終的に、こういう形になったんだ。
2歳半で編み出したんだけどね」
カカシ「なるほどな。
そういう頭脳もまた、必要になってくるという事か…」
オビト「…なあ!こんな議論よりも
もっと、ちゃんと忍術とかやって戦おうぜ?」
カカシ「原理が解って無ければ、対策の打ちようもないだろ?」
オビト「うっ!;…そりゃそうだけどさぁ;」
唇をとんがらせながら、オビトは不満そうにつぶやいた
ケイト「…
じゃあさ…
せめてチャクラの集中のさせ方を教えようか?」
オビト「おお!!そりゃいいな!^^
お前なら、もっと効率のいいやり方知ってるんだろ?」
ケイト「うん」
オビト「おっしゃぁ!!^^」
それから…
ケイト「まずは!
自身の体内に存在するエネルギーを感じとる!
そして、最初は目を瞑って
全身の輪郭だけを浮かべて、
集中させたい箇所に、意識を集中させながら、
集まっているのを思い描いて、強く念じる!
真寧爆裂掌の時にやったように
一点に向かって、周囲のエネルギー全てが
点へ集中していき、点だったものが
球状に形が変化していくように、バランスよく集中。
球状となって集中され切ったら
ちょっとやそっとじゃほどけないから^^
そして…
その濃密なエネルギーを利用して
空間ごと全てを拒絶させるものへと昇華させる。
最初は、昔からよく使っている術に対して
使うようにしてみてくれ。
効果が相当上がるはずだしさ^^」
そうして…
体内のチャクラを、必要な部位に集中させることで
無駄なエネルギーの発散をなくすために、そんな修行が始まった…