第7章 闘い
その後…
ケイト「陰陽遁・万物創造!
からの~!…五属性・開!!」
五属性とは、この世の主に類別されるエネルギーの種類
陰陽遁で生み出された、火・水・風・雷・光である。
ケイト「同時発動!神気爆裂!!」
それらすべてを一体化させることで
自身を、全ての源となるエネルギー体へと昇華させた!
ちなみに、ただのエネルギー=チャクラではない。
自身の生命エネルギーをもとに
同様に意思を持たせ、一体化することで
その形へと、その存在へとなる前の
もとのエネルギー=全てを創造させた
「神の力」というエネルギー体へと戻すように制御し
ケイト「その身体エネルギーと精神エネルギーをもとに
…チャクラと、一体化させる!!
発動!聖諦輪廻モード!」
さらに、それとチャクラを一体化させることで
生命エネルギーをもとに、周囲のエネルギーを利用する神術も、
それを応用し、全てのエネルギーをチャクラへと変換して利用する忍術も…
全てを超えた術、聖術へと昇華させる
その光は…
ケイトの周囲へ集約し
あの時と同様に、
全身に、物質の形を示す
真っ白な両方の性質と
新たな性質を併せ持ったエネルギーを、纏っていた
ケイト「…」
すっ
そうして、右手を火影へ向けて差し出し…
周囲の存在するエネルギー全てを、結界にして
集中させてから、左拳を握って同様に結界で纏う。
ケイト「聖諦来光(せいていらいこう)!!」
右手を差し出すことで空中に作り出した結界へ
左拳に纏った結界を、殴るようにぶつけ…
全てが融合し、白い光と共に炸裂する一つの術
結界同士の反発を利用し
反発した直後、両方共に光速をも遥かに超えた速度で
両方の力を高め合い、限界を超えた瞬間
左拳の結界が勝ち、それまでに蓄積された
エネルギーの全てが、火影へと解き放たれ…
火影は…気を失った…
無論…
その後、ケイトが上忍になったのは言うまでもなかった…
そうして…
後世に残るほどの闘いと称され
その闘いは、今も残っており
ケイトが『神童』と謳われるきっかけとなった