第7章 闘い
なぜ、零界という言葉が入っているのか…
それは、無限に存在するパラレルワールドなどだけでなく
ありとあらゆる、存在するかもしれないという世界
それらの全てを、一瞬で消滅させる力を持っているほどに
密度が高く、威力が凄まじく強いからであった。
また、真寧爆裂掌の大きさは
僅か、直径8cmだった…
それに対し
真界は、その3000倍
直径が240mかつ、
それよりも遥かに密度が高い上に濃く、大きさも凄まじ過ぎる…
それを形態変化で刃状にし
相手を切り裂く。
それらは全て、ケイトのオリジナルの技である。
小さい頃…
覚醒していない頃に見せて、両親を喜ばせた。
そんな中…
火影「伸びてくれておらんかったら
死んどったかものぉ」
猿魔「縁起でもないことを言うな」
そう話し合う二人…
そのあまりにも凄まじい攻防に、思わず
観衆の全員が、黙り込んでいた…
その直後
その、真寧爆裂掌を空中に作り
進む方向へ行くよう、それら同士をぶつけ合い
凄まじい勢いで、マッハ以上の速度で加速しながら
火影へ攻撃しまくる…
火影「くっ!」
その時…思い出していた…
クロバ「いいか?ケイト。
高密度なチャクラは重い。
だが、
それに意思を持たせ、一つとなることで
自身の一部として扱えると同時に、
その重さによる影響を無効化できる。
チャクラ自身が、お前を護りたいと思えば思う程な…」
ケイト(今では…凄く解るよ)
誰にも見えず、ケイトが全く見えない中…
土煙と、凄まじい風と共に攻め立てまくっていた…
ケイト「雷炎(らいえん)!」
雷で小回りの動きを速め、
炎の加速で全体速度をさらに上げながら
二つを同時にぶつける
ケイト「炎風(えんふう)!」
炎を風でさらに大きくして、相手へとぶつける