第6章 忍者アカデミー
ケイト「…なんで…
私には、何も言わせてくれないんだよっ;」
そう言いながら、涙をぼろぼろ零すケイト…
その手に握った手紙を、そっと抱き締めながら…
そうして…
ケイト「?なんか、字よりも大きくにじんで…」
そして裏を見ると…
『PS♪
クロバも、私と同じ気持ちだって^^
だからケイト、安心して頑張りなさい。
あなたの夢、小さい時から聴いていたけれど…
あなたなら…
きっと叶うはずだから…
ずっと、そう信じて
見守り続けるから。
あの世で笑って、待っているわよ^^
レイナより』
そうして、手紙は終わっていた…
ケイト「ぷっwははっ^^
…
ありがとう…父さん、母さん。
私も、ずっと愛しているよ^^」
月明かりが差す中、窓に目を向けながら呟いた…
ケイト「神術は…
ずっと前からあったんだ…
忍術が生まれる、遥か以前から…
愛という名の、『想い』と共に…(遠い目」
遠い目をしながら、輝く月を眺めるケイト…
その後、巻物を見る。
すると…
ケイト「これ…
ただの、口寄せの術式じゃんか。
それと、一番最後には
口寄せの術の契約?」
そうして…
ケイト「とりあえず、名前を書くか。
とりあえず、血を出して
ざくっ(クナイで指を切る)
自分の名前を書いて
口寄せする時に置く手の方の、五本の指を
血をつかせて、名前の下に印を入れる
これで、契約は完了のはずだったよね(微笑)
さーてと!
せっかくだし、口寄せの術をしてみるかな!」
その後…
出てきたのは?
口寄せの術式にあった、
収納されていたものとは?
それらは全て…
三代目火影とケイトの闘いで、明かされるのだった…
ちなみに
闘う場所は
中忍試験・三次試験本戦の時に使われる
中忍試験会場で戦うことになったのだった…