第6章 忍者アカデミー
オビトがそう話していた時…
がらっ
教室の扉を開けて、火影が入ってきた。
誰も怪我もなく、損傷もないとの報告から
安心したような笑顔で…
火影「無事で何よりじゃ。
さて…
ケイト、単刀直入に言う…
上忍になる気はないか?」
ケイト「!
何で…まだまだ時間とか色々」
火影「お前は…
上忍を10人も相手に、1人で倒した
その上、最後は1秒で上忍4人を瞬殺
…
いや、気絶させた。
しかも、両方共に無傷でだ」
ケイト「それが、どうかしたの?
小さい頃から、ずっとできるように修行してきて…」
火影「…何しろ、このご辞世…
わしの言いたいことは、お前なら解るな?」
ケイト「…戦力増強…か?」
火影「…」
ケイト「…その提案、受け入れるには
いささか無理があるんじゃないの?
だってさ…
たった3歳の奴を
たったこれだけで上忍にさせるのには…
反対する奴だって、0じゃないはずだ」
火影「…ならば、どうするつもりじゃ?」
ケイト「決まってる…
その実力を、全員の前で見せて
本当に戦力になるかならないか
そして、上忍にふさわしいかどうかを決めさせる」
そういうケイトに対し…
火影「もう既に、3歳の域を脱しておるよ。
お前の、その
強く、真っ直ぐな眼ものぉ…」
そうして…
火影「よかろう。
ならば明日、試験会場で戦うかの。わしと」
ざわっ
「火影様と?」
その言葉に、周囲はどよつき
わいわいと、ざわつき始めていた…
ケイト「ああ。受けて立つ!
ここで、火影に勝てなきゃ…
皆はおろか、誰も護れない。
そんなのは…絶対に嫌だから(きっぱり&真剣」
そう、真剣な眼差しで
火影に語り掛ける…
火影「明日、正午から戦おう。
もし、見れないものがいたとしても
おって、内容を文にして通達する。
よいな?」
ケイト「頷く)こっくり」
そうして…
午後の授業は終わり
皆が、各々に帰っていった…