第6章 忍者アカデミー
ケイトが、忍者アカデミーに入る前夜…
ケイト「カカシ…」
カカシ「?なんだ?」
ケイト「マスクとれ」
カカシ「…は?
(真剣な話をしたかと思ったら、何だって急に;」
ケイト「だってさぁ…
食事中に見てるけど、一日中見たいんだ!!(くわっ」
カカシ「ただのお前の願望だろ!;」
ケイト「うるさい!!
取るぐらいいいじゃんか!!;」
カカシ「やだね。
第一、それに見合う理由が無い!」
ケイト「何を!?
じゃあ無理やりにでもはがしてやるううううう!!!」
カカシ「放せこのバカ!!!!」
一気に取っ組み合いへと発展していき…;
サクモ「良かったな、カカシ…
全力でぶつかり合える人ができて^^」
そういうサクモをよそに、二人は…
ケイト「んじゃあ私がカカシに変化してマスクとっておく!」
カカシ「それだったらビフォーアフターみたいになるだろ!
マジでやめろ、そういうの!!」
ケイト「あーそうですか!!
お前大きくなったら、
絶対に生徒に「マスクの下みせて」って言われて
「マスクの下にはマスクがあった^^」っていう奴だよ、絶対!!
そういう意地の悪いことをする奴だよ、絶対!!」
カカシ「そういうふざけたことするかバカ!!」
ナルト
アニメ101話でやってたじゃん、いい年した大人が;
ケイト「いいからせめて家の中でぐらいマスクとれぇ!」
↑
カカシへジャンプ
カカシ「やめろこのバカ!」
↑
ケイトを両手で押さえる
ぎゃーぎゃー
どったんばったん
取っ組み合いの喧嘩を再び始めた;
サクモ「ふふっw
あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!^^」
そんな中、響く笑い声に…
二人は思わず、動きを止めた…
それに対し…
なぜか、笑いがこみあげてきた…
くだらなくも、とても楽しい…
温かい、そんな空間に、思わず頬が緩み…
ケイト「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!^^」
カカシ「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!^^」
二人もまた、同時に笑っていた…
今という瞬間を、共に過ごせることが
とても、嬉しいとでもいうかのように…