第1章 始まり
クロバ「なあ…
お前はどっちがいい?」
「う~;
(お腹すいたよ~;」
レイナ「そうねぇ…
顯子!^^」
「う~;」
クロバ「ほら、渋ってるだろ?」
レイナ「そうかしら?;」
クロバ「じゃあ、ケイト!」
「おんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁ×無限大
(お腹すいたよ、死にそう~!!!;」
クロバ「はっはっは!^^
凄い反応じゃないか!」
レイナ「泣き過ぎでしょ!;
ほら、顯子!!」
「う~;
(いつまで我慢すればいいの~;」
その途端、泣き声の嵐が嘘のように収まった…
クロバ「やっぱり嫌なんじゃないのか?」
レイナ「う~ん;そうねぇ…
じゃあ、ケイトに決めましょうか^^」
ケイト「おんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁおんなぁ!!
(お腹すいたよ、もう嫌だよ~!!!!;」
そんな中…
本人の意図も知らず、笑い合う二人…
レイナ「あ!
ミルクあげないと!;」
クロバ「ホントだ!;忘れてた!!;」
レイナ「ミルクを欲しがらないなんて…
やっぱりこの子、我慢がちゃんとできているのね(微笑」
「ぶ~~~!!!
ぎゃああああああああああああああああああああ!!!
(我慢の限界なんだってば~~~!!!
飲ませてええええええええええええええええええ!!!」
レイナ「やっと素直になってくれたのね。
お母さん、嬉しいわ(ほろり」
そうケイトを抱き締めながら、涙を浮かべるレイナ…
クロバ「それよりあげてくれないか?;
相当お腹がすいたみたいだぞ?;」
それに対し…
クロバは思わず突っ込んでいた…
そんな、どこかずれた家族に囲まれ…
ケイトは、すくすくと育っていくのでした…