第1章 始まり
そうして…
一年の歳月が流れ、歩いたり走れるようになっていた…
ケイト「マァマ!パァパ!^^」
そう、手を差し伸ばしながら
必死に走ってくるケイトに対し…
二人は、笑みが止まらなかったとか…
それから…
二歳になった誕生日(3月20日)…
ケイト「父さんと母さんを護りたい!」
レイナ「随分早いパパママ離れだったわね;(ぐすっ」
クロバ「そうだな;(ぐすっ」
そう泣き出すレイナとクロバをよそに
ケイト「父さんと母さん、戦争!
私たち護ってくれてる!
だから、今度は私が
その父さんと母さんを護るっ!!」
だが…
レイナ「ああ;
最後にママと呼んでくれたのはいつだったかしら;」
クロバ「あれは三か月前だったな;
俺は三か月と1日前だ;」
ズーンと沈み込んだまま泣いている二人…
ケイト「ちゃんと聴いてよ!!!;(ぷんぷん」
拳を握ったまま、ぷんぷんと怒り出すケイト…
それに対し…
クロバ「とても辛い修行になるぞ?
いいのか?」
ケイト「いい!!」
レイナ「死ぬかもしれないのよ?」
ケイト「護るためなら
どんな傷もいとわない!」
そんな決意の表情と共に放たれた言葉に対し…
クロバ「よく知ったな、いとわないって言葉」
レイナ「テレビでも流れてたのよ」
クロバ「なるほどなぁ」
そう納得して…いる場合か?!;
ケイト「修行お願いします!」
そう、殴る構えをするケイト…
だが…
クロバ「構えが甘い」
ばしぃん!
その手を、簡単に弾き飛ばされ
構えを、一瞬にして解かされた。
レイナ「流石ね(微笑」
クロバ「ふっ。
それより、修業をしたいらしいな…
任せろ。
こう見えて、俺は強いからな(微笑」
レイナ「戦闘に関しては鬼神レベルだからねぇ…
それでついたあだ名が、瞬殺の鬼神。
治療に関しては、私に任せて!
瞬生の鬼神だから^^」
クロバ「どちらかといったら
怪力においては瞬殺の鬼神だがな^^;」
レイナ「ぎんっ!!(睨む」
クロバ「失礼しました~;」
そうして…
修業の日々に入っていった…
カカシが出てくるのは
まだ先になりそうです^^;