第4章 訃報(ふほう)
カカシ「ケイト、大丈夫か?」
心配そうに言うカカシ…
だが…
ケイト「大丈夫だよ^^
もう、解ったんだ…
たとえ、父さんと母さんがどうなっても…
私には、生きてて欲しいんだって…
どんな生き方をしても
絶対大丈夫だって、信じてくれているって…
私は、そんな父さんと母さんの子供だから…
だから…
絶対に、生き抜いてみせる…
同じような、痛みや哀しみを味わう人を
少しでも減らすことが出来るように…
ずっと…頑張り続けるから…(涙目&震え)
だから…
お願いだから…
あの世で、笑って…幸せに、生きて;;(涙)
ひっく;
約束…するから;;
一生の、約束だから!;;;」
そう、二人の亡骸へ叫びながら涙をこぼす…
そんな中…
降り注ぐ日差しの中…
二人の亡骸は…
どこか、満足げに微笑んでいるかのように見えた…
とても嬉しそうに…
太陽もまた、輝きをより強く放ち続ける…
温かな想いに応えるように…
温かな日差しを…与えているようにも見えた…
ケイト「少しずつでもいい。
ちゃんと、立ち上がるから!
これから、何度でも転ぶだろうけど!
何度も挫折したり絶望したりもするけど!!;
絶対!!!
何度も何度も…
ちゃんと…
ちゃんとっ…
二人の分まで、頑張って生きるからっ…;;
だから…
今日だけだから…
こんなみっともない、泣き方…するのっ!!;
あっ;うっ;
ああぁぁぁぁぁ~っ!!;;
うわあぁぁぁぁぁぁ~~っ!!!!;;;」
そんな言葉と共に
カカシに抱き付き、しがみ付きながら泣き崩れた…
温かい日差しの中…
降り注ぐ光の中、光を取り戻そうとしているかのように…