第4章 訃報(ふほう)
サクモ「じゃあ、ケイトちゃんを
オビト君やガイ君にとられてもいいんだね?」
カカシ「は?あんな奴等と引っ付くわけ」
サクモ「万が一ってこともあると思うけど?」
カカシ「…死んでも嫌だ」
サクモ「ふふっ。
それを、好きだって言うんだよ^^」
カカシ「俺が…こいつを?」
サクモ「こいつじゃなくて、ケイトだろ?
気付いてなかったようだな。
とても嬉しそうに見えたぞ?
ケイトと修業する時も、ただ一緒に居る時もな」
カカシ「ドキドキ)…そう…なの?」
サクモ「ああ^^
俺が、母さんに惚れた時と全く同じだった^^」
カカシ「//…」
黙ったまま、頬を赤らめながら
カカシは、寝たままのケイトを見つめる…
サクモ「カカシ。初恋成就、おめでとう!^^」
カカシ「なっ!
まだ決まったわけじゃ!//;(あせあせ」
そんな、からかいの中…
ケイトは、ある夢を見ていた…
とある日のこと…
ケイト「ぱぁ)父さん!母さん!^^」
布団から目を覚ましたケイトは、二人に飛び付いた
クロバ「どうした?ケイト」
レイナ「珍しいわね^^」
ケイト「…父さん、母さん…
私より、先に死んじゃやだよ…
お願いだから、死なないでよ;(ぼろぼろ」
クロバ「あーあ;泣き出したか;)…
ケイト、それは無理だ。
人間、生きていれば必ず死ぬ。
それは、動物にだって同じことが言えるんだ。
だから…命は尊いんだよ」
ケイト「でも!」
レイナ「大丈夫…
私たちは、目には見えないかもしれない。
それでも、ずっと傍に居るから…
ずっと、あなたを見守っているから…
最後まで恥じずに、後悔しない道を進んで生きて^^
きっと、また会えるから…」
その言葉と共に…
再び、目を覚ました…
二人の想いが、見せてくれたのだと…
自然と、ケイトはそう思えたのだった…