第3章 出会い
カカシ「俺の負けだ」
ケイト「え?」
カカシ「俺の術は、お前ほど豊富じゃない。
その上、お前の方が体力もある。
それを基に判断したんだ」
ケイト「なるほど。
その判断力も、戦争においては大事だよね」
カカシ「まったく…;
本当、お前って歳に合わない奴だな;(溜息」
ケイト「えへへ^^;ありがとう^^//」
後ろ頭をかきながら嬉しそうに笑うケイトに対し
カカシ「褒めたわけじゃないんだが;
(ただ思った事を、そのまま言っただけだし;」
ぐー
そんな中…
二人のお腹が鳴った…
ケイト「…お腹すいたね;」
カカシ「…そうだな」
ケイト「ねえ!私の家においでよ!(微笑」
カカシ「?でも悪いだろ」
ケイト「いいから行こう!^^」
そう手を取り、走り出すケイト…
カカシ「あ、おい!」
そんな中…
光(木漏れ日)が差し込んできた。
ケイト「ウチの料理、おいしいんだ^^」
そう振り向くケイトの姿は…
とても眩しくて、明るくて…
何より…温かかった…
カカシ「…//」
それに
俺は、軽く目をそらすことしか出来なかった…
ただ…居心地が良くて…
悪くないって気分になっていた…
そんな気分の中、あいつは
また振り返る度に、俺を確認しながら
とても嬉しそうに笑っていた…
それを見る度…
なぜか、安心した…
まるで…
すぐ近くに、存在しているのだと…
そう、感じ取ろうとしているかのように…
カカシ(こいつの傍は…
とても、心地いいな(微笑))
ケイト「ふふっ^^」
カカシ「?どうした?」
ケイト「今、とっても嬉しい!^^」
そう無邪気に笑うケイトを見て…
カカシ「ふっ…そうだな^^」
俺も…なぜか、自然と笑みを浮かべていた…
生まれて初めてできた、友達に…