第2章 修業
ケイト「う~」
胡坐座りしたまま…
チャクラを練り上げ、一点に集約させていく
クロバ「それを、ずっとやり続けるんだ。
いずれ、チャクラ自体は
生きるために、体力を回復させてくれる。
俺たちが死ぬ時は、チャクラ切れを起こした時だ。
使う量は変わらないが
質が高ければ高いほど、術の威力は格段に上がる。
10を10として使うのとは違って
100を10に超高密度にして使うのとでは
威力が10倍以上も違うからな(微笑)
体術や忍術や幻術を使わない時
予め、そうやって蓄えておくんだ。
そうすれば、いざって時に何だってできるからな^^」
ケイト「はい!」
クロバ「せっかく溜めた所悪いが
そのまま、地面に接している部分から
チャクラを放出してみろ。均等になるようにな」
ケイト「はい!」
そうして放出していくと…
少しずつ…
少しずつ、上へと上がっていった…
ケイト「わっ!;浮いてる!;」
クロバ「体勢を崩すなよ!
崩れれば、バランスが保てなくなり落ちる。
チャクラを高密度に、一点に集約させながら
地面に発すれば、飛ぶことも可能になるんだ。
我々は、「飛龍(ひりゅう)の術」と呼んでいる。
慣れれば、立ったまま自在に飛べるようになるぞ^^
あと、瞬神の術に関しては…
お前の場合、その時の場所を思い浮かべれば
たった一瞬で瞬間移動のように出来たな?
レイナが驚いていたぞ^^」
ケイト「えへへ^^
忘れ物をしたって聞いて
すぐ家に帰んなきゃって。
そしてとってから
母さんを思い浮かべながら、すぐ行こうと強く念じたんだ。
そしたら
母さんの目の前に、急に現れたみたいだった^^」
レイナ「あの時は寿命が縮まるかと思ったわよ;
一瞬でチャクラも気配も消えたから、さらわれたのかと;」
ケイト「ごめんなさい;(お辞儀」