第2章 修業
クロバ「幻術に関しては
相手に精神的なダメージを与えることができて…
大体、人の五感のうちのどれかを対象にしているが
お前の場合、五感全てに働きかけるとはな;」
ケイト「頑張った!^^
チャクラを、空気に紛れ込ましながら
相手の体に流し込んで、無理やり同じ流れにして
質がこっちの方が高いから好き放題!♪」
ルンルン気分に言うケイトに対し…
クロバ「そして…
八門遁甲も、第八の門『死門』(しもん)まで開け
なおかつ、それによるダメージも全くないよう
医療忍術や創造忍術も使って、
使う前の状態に強制的に戻せ、治せていたし。
その上、体術においても
全身の筋肉やバランスや流れなども全てをもって
次元空間を捻じ曲げる物理的事象を伴う速力を発揮できるようになった。
よって…
もう、何も教えることはない…
修業は合格!卒業だ!!(ビシィッ!」
そう、親指を立てながら叫ぶクロバ
ケイト「やったぁ~!^^」
それに対し、とても嬉しそうに
ぴょんぴょんジャンプするケイト
レイナ「それにしても…
医療忍術を、一瞬でマスターするなんて;」
クロバ「忍術全てに関しては呑み込みが早くて
五日で、五大忍術が出来るようになったからな^^;」
ケイト「応用や
なにからなにまでありがとうございました!(お辞儀」
そう、お礼と共に叫ぶのだが…
レイナ「うっ;
たった2歳3か月でこの始末;
大人になったらどうなっちゃうの?;(ぐすっ」
クロバ「ケイトがお嫁に行く…
死んでも許さんぞぉ~!!!!;(涙」
ケイト「…;
(まぁ~た始まっちゃったよ;いつものことだけど;」
そうケイトを無視し、オンオン泣き叫ぶ二人に対し…
ケイトは冷や汗を流し…
ケイト「外に行って来よぉ~っと」
そう玄関へ行った。
途端に、二人は走りより
クロバ「待ちなさい!;
友達を作ってきなさい!;信頼できる友達を!!;」
レイナ「忘れ物のないようにね!;
くれぐれも怪しい人には近付いちゃだめよ!?;」
ケイト「は~い」
慣れたように、「親バカ」二人を置いて
ケイトは、外へと出て行くのだった^^;