第2章 修業
クロバ「まず柔拳は、
体に張り巡らされた経絡系と、深く絡み付く器官系統に対して、
掌底や突きといった攻撃手段によって、
手に施したチャクラを流し込んで体内組織を破壊し
内面的損傷を与える物理攻撃を指す。
経絡の損傷により
チャクラの流れを断ち術の発動を抑え込み、
更に点穴を破壊すれば完全に技を封じ込めることができる。
剛拳と違い、確実に命中しなくとも、掠り触れるだけでダメージを与えることができるんだ。
次に剛拳。
これは、殴る、蹴るといった攻撃手段で
相手に外傷や裂傷を与え外面的損傷を及ぼすことを主体とする技を指す。
難易度の低い術から高い術までレベルは幅が広い。
万人に分け隔てなく会得できるが、
四代目雷影の「忍体術(しのびたいじゅつ)」と呼ばれる雷遁との融合技や、
綱手様やレイナが使う医療忍術の能力を持つ者は、
緻密なチャクラコントロールのノウハウを活かし
剛力を生み出すなど、体術に忍術的技法を加えた合せ技も多く存在するんだ」
レイナ「誰が剛力ですって?・・(拳握る&ゴゴゴゴゴ」
クロバ「悪意はありません;(土下座」
ケイト「ん~…」
クロバ「まあ、俺たちが使うのは
剛柔拳だな^^;」
レイナ「そうね。
両方を併せ持った上で
完全に生かし切るし」
ケイト「母さんと父さん
いとこ同士の結婚。
で、私生まれた」
クロバ「そうだね^^;」
レイナ「その当時、私とクロバしか
生き残りはいなかったものね^^;
そうであっても無くても惚れてたけど//」
クロバ「俺もだよ、レイナ//」
レイナ「クロバ//」
そう、頬を赤く染めながら手を握りす二人に対し…
ケイト「//」
なんでか、こっちまで赤くなっていた…
そうして…
説明が深まっていった…