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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第7章 ~真実編~


それから二人は必要以上に避けあっているようだった。
高尾も変わった。
佳代も変わった。

高尾は俺に今まで以上に友人として優しくしてくれた。

佳代は今まで以上に俺を求めるようになった。

その変化が生々しくて
心にグサグサと刺さっていた。

でも、俺は見て見ぬふりを続けた。
全てを失うのが怖くてたまらなかった。

そんな日が続いたある日の昼休み。
突然委員会活動が入り、屋上に行けなくなってしまった。

もう季節は秋で、すっかり寒くなっていた。
待ちぼうけさせるのも気が引けるが、
どうしてもすぐに委員会に行かなければいけなかった俺は
少し気が引けたが、高尾に伝言を頼んだ。

高尾は少し渋ったが了承してくれた。

そして俺は委員会に向かった。


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