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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第1章 上~君編~


その日の放課後。
結局緑間くんと会うことなく学校が終わった。

もしかして、からかわれただけだったのかなぁっと思いながら私は荷物をまとめて帰る準備をしていた。

そんな時だった。

「ほらぁ、早く行けよ真ちゃん!佳代帰っちまうぞ?」

「い、いやなのだよ!高尾もついてくるのだよ!」

「ばぁか!俺が行ったら意味ないっしょ!?早く行けって!」

"ドン"

「うわぁ!?何するのだよ!高尾!」

教室に緑間くんが入ってきた。

「あ、緑間くん!どうしたの?」
私は緑間くんに近づいていった。

「あ、あの、メアドを教えてほしいのだよっ!」
そういって緑間くんは携帯を差し出した。

「うん、いいよ。じゃぁ赤外線受信して?」

「…うん。」

そうして私と緑間くんはメールアドレスを交換した。

「ありがとうなのだよ。じゃ!」

そういって緑間くんは走って教室を出て行った。


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