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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第1章 上~君編~


それから、和ちゃんは私と一緒に学校に行くことはなくなった。

"朝練"がはじまったそうだ。

そして昼も和ちゃんは屋上に来てくれなくなった。

もしかして、私に気をつかってくれてるのかな…?
でも、なんだか少し寂しかった。

「坂梨、話したい事があるのだが…」

「ん?何?」

私はご飯を食べながら緑間くんを見つめた。

「じ、実は…俺」

「うん?」

「お、お前の事が好きなのだよっ!」

"ブハッ"

あまりの突然の告白に食べていた玉子焼きを吹き出してしまった。

「げほ、げほ…それ今言うの?」

「…今が最適と思ったのだが…すまなかった。」

「いや…えっとぉ。ありがと」

「え?」

緑間くんは私の方を見た。

「ありがとう。私も好きだよ。」

「…っ!!!/////」

緑間くんは無言で立ち上がり、そのまま走ってどこかへ行ってしまった。

「えぇ!?ちょっとぉ!?」

そしてそのまま戻って来なかった。
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