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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第4章 上~僕編~


狂っている。
最低なことをしているのは自分でもわかった。
でも、止められなかった。

ずっと我慢していたから。

「あ?やめてよじゃわかんねぇよ?はっきりお願いしろよ!!」

「み、緑間くんに…見せないで下さい…お願い…します。」
震える声で、今にも消えそうな弱々しい声で佳代は言った。

大好きな女の子が泣いているのに
何故だか最高に興奮した。

俺は佳代に俺の言う事を聞くように言った。
佳代はうなずいた。

「お前からキスしろよ。」

そう命令すると佳代はすごく驚いた顔をして
困ったように俺から目を逸らした。

あぁ、きっとこいつ今
緑間の事考えてるんだな。

そう思うと腹が立った。

「ほら、早くしねぇと、真ちゃんにメール送っちゃうぜ?」
俺は携帯をちらつかせながら言った。

すると佳代は俺にキスをした。
たまらなくてすぐに舌を入れた。

でも、佳代はそれに応えてくれなかった。

「…っもっと…舌絡めろよ」
俺は佳代の首筋を指でなぞりながら言った。

そういうと遠慮気味に佳代は舌を絡ませてきた。

「…っふ…っあ…んん…」
甘い声と共に熱っぽい虚ろな表情の佳代が
愛しくてたまらなかった。

俺は佳代の柔らかな胸を揉んだ。
「…っやぁ…んん…っあ…だめ…」

佳代は嫌がりながらも求めるような
やらしい顔つきで俺を見つめてきた。

初めてみる表情だった。

きっと緑間の前でもこんな顔してるのか。
そう思うと再び頭に血が上る感覚がした。

「真ちゃんにもそんな顔してそんな声出したの?」
俺は佳代を見つめながら聞いた。
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