第4章 上~僕編~
佳代は先程まで暴れていたのに急に大人しくなった。
そして震えていた。
「なんだ?もう抵抗しねぇのか?だったら好きにやらせてもらうよ。」
そう言って俺は佳代の唇に自分の唇を重ねた。
そうして舌を入れた。
「…っふ…はぁ…いや!」
佳代の甘い声に興奮した。
佳代は横に顔をそむけて目をつぶっていた。
その姿が可愛くて思わず首筋に舌を這わせた。
佳代の体がビクっと反応した。
それと同時に佳代は俺を睨みつけた。
「…やめて!なんでこんなことするの!?」
おそらく懸命に涙が出るのを抑えて睨みつけている顔が
たまらなく可愛くて興奮した。
俺は止まらなくなって佳代のシャツのボタンに手をかけた。
「やだっ!やめてよ!離して!」
佳代が必死に俺の手を退かそうと暴れる。
でもやっぱり俺の力には勝てなくて
簡単にシャツのボタンがはずれ、
下着も上に捲り上げた。
それでもやっぱり佳代が抵抗するので
俺は携帯を取り出しその姿を写メで撮った。
そして、
佳代を脅した。
「この写真、真ちゃんが見たらどうなるかな?」
「や、やだぁ!!やめてよ…!」
佳代はついに泣き出した。
その姿にさえ欲情してしまっていた。