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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第4章 上~僕編~


俺は私服に着替え、佳代の隣に座った。
佳代は不思議な顔をして俺を見た。

「…?和ちゃん、漫画は?」

「は?ねぇーよ。そんなもん」

俺は佳代の前で出したことのないような声を出した。
佳代は少し驚いた顔をして、
それでも俺を信じているのか再び笑った。

「え?…えっと、ふざけるのやめてよぉ。もぉ…じゃ!私探すから!」
そう言って佳代は立ち上がった。

あぁ、こいつはきっと俺以外の男にも騙される。
そう思うとどうしようもない感情が込み上げてきた。




もうぐちゃぐちゃに壊してしまいたい。




「っとに…バカな女だな」

"グッ"

そう言って俺は佳代の腕を強く引っ張った。

「きゃぁ!?」

佳代は簡単にベットに倒れこんだ。
俺はベットに横たわった佳代の上に馬乗りになった。

佳代はいまだに状況を理解出来てないようで
ポカンとしていた。

「…和ちゃん!?」

「お前さぁ、警戒心とかないわけ?それとも俺の事誘ってんの?」

「そんなっ!」

「真ちゃんもバカだよなぁ?他の男に自分の女任せちまってよぉ。彼女がこんな目にあってるとも知らずに委員会活動だとよ?笑っちゃうよなぁ?」

「…!!!!離してよ!!!」


やっと状況を理解したのか
佳代は必死で身体をバタつかせた。

でも、やっぱり佳代は女で
俺の力には勝てなかった。

次第に佳代の顔が青ざめていった。
そして、微かに震えはじめた。



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