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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第4章 上~僕編~


それからもずっと佳代に触れたい欲求は増していった。

そんなある日の放課後、教室に佳代が来た。
真ちゃんを探しているようだが、
どうやら真ちゃんは教室にはいない。

俺は思わず、佳代に話しかけた。

「あれ?佳代じゃん?どうしたの?真ちゃん?」
俺が話しかけると佳代はいつものようにふわっと笑った。

胸が張り裂けそうなぐらい高鳴った。

「うん。帰る約束してたんだけど…来なくて…。」
そう言って佳代は少し寂しそうにした。

俺はクラスの奴に真ちゃんの行方を聞いた。
委員会で生徒会室にいるらしい。

俺は佳代と生徒会室に行く事になった。

久々に会いすぎて
俺はなんだかドキドキしていた。

そして互いに何も喋らずに生徒会室に向かった。

生徒会室に行くと、真ちゃんがいた。

「…!!佳代、悪い。実は委員会の仕事が入ってしまったのだよ…。」

真ちゃんは出てくるなりそう言って佳代に謝った。

佳代はいつものように
「全然いいよ。がんばって」と真ちゃんに強がりを言った。

本当はすごく楽しみにしていたくせに。

すると真ちゃんは俺に佳代と帰るように頼んだ。

複雑な心境だった。

嬉しい反面怖かった。
久々に佳代と帰れる。

でも、


この感情を抑えきれるか…



そして俺は、
佳代と帰る事になった。






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