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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第4章 上~僕編~


真ちゃんと佳代が付き合いはじめてから一ヶ月が過ぎた。
俺はすっかり佳代と会う事すらなくなった。

たまに真ちゃんと一緒にいるときに
佳代と出くわすが、俺はすぐに二人から離れた。

いつも二人は気にせず楽しそうに話していた。
わかっていたはずなのに心が痛かった。

佳代を忘れるために
クラスの奴や先輩と他校の女の子と遊んだ。

でも、いつも心のどこかで
佳代と比べていた。

別に佳代が特別美人とか
スタイルがいいとか、性格がいいとかではない。

でも、ふわっと笑う佳代の笑顔が忘れられなくて
普通より少しおっとりとしていて
ドジな佳代が大好きだった。

他の女の子と遊べば遊ぶほど、佳代に会いたくなった。

そんなある時、
いつものようにクラスの奴と他校の女の子とカラオケに行った。

そこに来ていた女の子の
シャンプーの匂いが
佳代と一緒だった。

さらさらの黒い長い髪が佳代を思わせた。

俺はずっとその子と話した。
そして、カラオケが終わったあと



俺はその子を部屋に誘った。


彼女はなんのためらいもなくついてきた。





はじめて

女の子と寝た。


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