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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第4章 上~僕編~


それから俺は家について気がついた。
あぁ、そうか。

俺…あいつのこと
佳代のこと…

好きだったのか。


そう思うと途端に涙が溢れた。

まさか高校生にもなって泣くとは思わなかった。

「…っは。まじだっせぇ…。」

でももう遅い事には気がついていた。

佳代は真ちゃんは
真ちゃんは佳代を

お互いに好きだから。

三人で一緒にいるを想像すると胸が軋んだ。
だって俺って完全にお邪魔虫だろ…?

俺は朝練に行くと言って
佳代より早く家を出て先に登校するようになった。

そうして昼休みも理由をつけて
屋上へは行かなくなった。

気がつけば、もう一週間以上
佳代と話していなかった。

こんなに話さなかったのは…
はじめてかもしれなかった。
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