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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第2章 中~君編~


「キスマークつけて」

「…キスマーク?」
聞いたことない言葉を復唱するようにカタコトで言い、
真太郎は困った顔をした。

「私が先にお手本見せるね。」

「…わかったのだよ。」

「んーと…届かないからちょっとしゃがんで」

「わかったのだよ」

真太郎は少ししゃがんだ。

「首につけるね。」
そういうと私は真太郎の首に唇をつけて少し強めに吸った。

「うぅ…く、くすぐったいのだよっ!」

「もうちょっと我慢して」

「わかったのだよ…ん…うぅ」
真太郎はくすぐったいのかなんだかモゾモゾしていた。

「おぉ!ついたぁ!」

「そ、そうか…俺もそうすればいいのか?」

「うん。」

「よ、よしっ!やってみるのだよ!」

そう言って真太郎は私の首筋にキスをした。

真太郎が言うとおり、
なんだかすごくくすぐったかった。

でもなんだか嬉しかった。

「ごめんね。ありがとう。真太郎。」

「うむ…大丈夫か?」

「うん、大丈夫。ありがとう」

「何かあったらすぐに言うのだよ?」

「わかった、部活がんばってね。」

「いってくるのだよ。」

そうして真太郎は部活へ行ってしまった。

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