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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第2章 中~君編~


こんな時間がずっと続けばいいのに…
そんな風に思っていた。

そんな時にふと脳裏に浮かんだのは

『あの時、和ちゃんはいったいどんな気持ちで私にキスしたんだろう。』

「…っ!!!!」

私は思わず真太郎を突き放してしまった。

「…?悪い、なんか嫌な事してしまったか?」
真太郎は心配そうな顔で私を覗き込んだ。

「あ…違う。へへ…ごめん。」
そう言って私は真太郎の胸に頭を預けた。

「そうか…。」
真太郎はただそれだけ言って私の頭を優しく撫でた。

真太郎と居るのに和ちゃんの事考えちゃうなんて…
最低だな。

「真太郎。真太郎の部屋に行ってみたい。」
私は真太郎の胸に頭を埋めたまま言った。

「え?俺の部屋?…別にかまわんが、突然だな。」

「どんな部屋に住んでるのかなぁって…ふと思った。」

「…そうか。」

それから私達は5限目の授業をサボリ
6限目からお互いに教室へ戻り授業を受けた。



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