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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第1章 上~君編~


久々に帰る帰り道はなんだか気まずくて
でも、喋らないと間が持たなくて…

私はずっと緑間くんとのノロケ話をしてしまっていた。

和ちゃんは「うん。うん。」とつまらなそうに相槌をしていた。
でも、他に何も話せなくて
私は帰りつくまでずっとずっと緑間くんの話をしていた。

「あ、佳代、一つお願いがあるんだけどさ」

「え?何?」

「俺、真ちゃんに借りてる漫画あるんだけど、返しててくれね?」

「うん!いいよ!」

「わりぃね。じゃぁ、俺の部屋まで来てくれる?」

「わかった!」

そうして私は和ちゃんの部屋に入った。

久々に入る和ちゃんの部屋は
昔より少し散らかっていて、男の子の匂いがした。

「和ちゃんの部屋なんか久々に来たなぁ。で、漫画はドコにあるの?」

「あぁ。その辺かなぁ…ちょっと探すからベットにでも座っててくんねぇ?」

「わかった!」

私は言われるままにベットに座った。




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