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君と僕と真実と…☆黒子のバスケ

第1章 上~君編~


和ちゃんと一緒に居るのが久々すぎて何を話せばいいかわからず、ほぼ無言のまま生徒会室に到着した。

"コンコン"

「はーい。」
眼鏡の女の子が出てきた。
中にはたくさんの人が居てなにやら作業をしていた。

「あ、わりぃ、緑間真太郎呼んでくんね?」
和ちゃんは女の子に頼んだ。
女の子はうなずき、緑間くんを呼んできた。

「…!!佳代、悪い。実は委員会の仕事が入ってしまったのだよ…。」

「じゃぁ、今日は一緒に帰れないって事?」

「そうなのだよ。本当に悪い。」

「いや、全然いいよ!がんばってね。」

「高尾、佳代と一緒に帰ってやってくれないか?」

「あ?俺が?」

「一緒の方向に帰るのだから問題ないだろ?」

「…あぁ。まぁ、確かに…。」
和ちゃんは何だか複雑な顔をしていた。
嫌なのかな…?

「よろしく頼んだのだよ!じゃ!」

そういって緑間くんは教室に戻っていった。

私と和ちゃんは久々に一緒に帰る事になった。
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