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イケメン戦国◇甘い囁き◇R18

第8章 「さん」付けの代償/徳川家康(家康side)


唇をむさぼるようにキスを交わしていく

さっきからずっと愛香に触れたくてたまらなかった。
いくら舌を絡ませても、物足りない

もっと、もっと
愛したい

愛香のすべてを俺で満たしたくなる


俺にこんな激しい感情があるのに戸惑いを隠せない。




こんな感情は生まれて初めてだ




「家康……っ」

「まだコレくらいじゃあ……わからないよね?」



ゆっくりと押し倒し、首筋に吸い付くと
白い肌に鮮やかな花が咲く


愛香の肌に花を咲かせて良いのは
俺だけだ


「家康っ……」



幸せそうに微笑む愛香が可愛い
でも、言ってあげない


「……なに笑ってるの?」

「嫉妬されて……愛されてるなって」

「……バカじゃないの?」



顔が熱くなるのを止める事が出来ない
こんな俺はカッコ悪いから見られたくない


愛香から視線を逸らすと首を引き寄せられて耳元で

「愛してる……」

と囁かれた。


素直に自分の感情を口にする事の出来る愛香
そういうところに惹かれたんだけど

なんか負けたような気がして


「ムカつく……」

「え?」


「……覚悟してもらうよ」


 

俺は言葉で伝える事が苦手だから
今は態度で愛香への気持ちを伝えるから……


しっかりと受けとめてもらうよ





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