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イケメン戦国◇甘い囁き◇R18

第1章 嵐の夜のおあずけ/伊達政宗(夢主side)


「んっ……ねえ……どうして私……ふあっ……」


昨夜の事を聞きたいのに、執拗に政宗の舌が私の耳たぶを弄ぶから普通に話すのが、難しくなってしまう。


「昨夜の事……覚えてないのか?」

「うん……」

「俺をあんなに振り回したクセに」

「え?」


私、政宗に何をしたの?!
全然、思い出せないよ



ぐいっと肩をひかれ仰向けにされた私の上に
すかさず跨がって、私を見下ろす政宗の瞳が妖しく光りを放っている。


「政宗……?」

「昨夜は地獄だったぜ」


親指で私の唇をなぞる
それだけで熱をもったように熱くなる私の身体


政宗が地獄っていうくらいだから
よっぽど酷い事を私がしたっていう事だよね?


ちゃんと思い出さないと



そう頭では思うんだけど


「ダメ……だよっ」



政宗の手が私の胸を揉みはじめて、反応してしまっている。


「早く思いだすんだな」

「ンンっ……!!」


かぷりっと胸の頂きを甘噛みされて身体が跳ね上がってしまう。

それが気に入ったのか何度となく甘噛みされて、腰が浮いて
何も考えられなくなってしまうじゃない。



「思い出したのかよ」


意地悪そうに微笑む__

そんな微笑でさえ色気を放ってみえるなんて……
ズルイよ

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